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Conversion Rate (コンバージョン率)

コンバージョン率と聞くと範囲が広く抽象的な指標のように聞こえるかもしれませんが、実際には、広告キャンペーンのパフォーマンスを測定するための方法の1つです。

クリックスルー率(CTR)やクリック単価(CPC)とは異なり、コンバージョン率は、ユーザーがやりたいこと/叶えたいことを実行してもらうためのマーケティングの質をとうものです。これをマーケティングの世界では「コンバージョン」と呼びます。 一般的に言えば、コンバージョン率が高いほど、マーケティング成果は向上します。

コンバージョン率とは何か?

簡単に言うと、コンバージョン率は、Webサイトまたはリンク先への訪問者がコンバージョンを達成した(つまり、ユーザーが望んでいることを行っている)パーセンテージです。ビジネス目標によっては、「コンバージョン」はほとんど何でもかまいませんが、具体的にイメージができる例として挙げられるのが以下の通りです:

  • 購入する
  • デモの予約
  • フォームの送信(お問い合わせフォーム、リードジェンフォームなど)
  • 電話
  • オンラインチャットに参加する
  • 購読の申し込み(ニュースレターのような有料または無料のコンテンツ)
  • サイトに会員登録する
  • 何かをダウンロードする(ソフトウェアのトライアル版、eBook、モバイルアプリなど)
  • 何かを使用する(ソフトウェアまたはアプリの新機能/コア機能、ソフトウェア/アプリを一定時間使用する)
  • サービスのアップグレード
  • サイトへのエンゲージ(例:サイト滞在時間、特定のページへのアクセス、訪問したページ数)

他にもユーザーがサイトで行えるコンバージョンアクションはたくさんあります。基本的に、コンバージョンは重要な方法で潜在顧客を支払い(有料)顧客になるためのプロセスの中で使う測定可能なアクションです。

 

ウェブサイトのコンバージョン率の計算方法

 

使用する3つの換算率の式を次に示します。

  • コンバージョン率=コンバージョンの総数/セッションの総数* 100
  • コンバージョン率=コンバージョンの総数/ユニークユーザーの総数* 100
  • コンバージョン率=合計コンバージョン数/合計リード数* 100

注:これら3つの式はすべて有効です。 コンバージョン率を計算する最適な方法は、コンバージョンイベントとして正確に何を定義しているか、およびトラフィックの測定をどのように計画しているかによって異なります。 分子は(コンバージョン率の目標によって定義された)コンバージョンを測定し、分母はトラフィックの総プール(一般にセッション数、ユニークビジター、またはリード)として定義したものになります。

 

サイトにおける「コンバージョン」が何であるかがわかっていれば、ウェブサイトのコンバージョン率の計算はこのように簡単です。コンバージョン数をウェブサイトのセッション数で割ると、ウェブサイトのコンバージョン率がわかります。

特定のコンバージョン目標の選択は、もちろんあなたの事業内容によって異なります。例えばZOZOTOWNや、もしくは個人がShopifyのようなプラットフォームを使い物販をする、ようなEコマースブランドには「商品を購入してもらうこと」がコンバージョンの設定として理想的ですが、コンテンツサイトはニュースレターにサインアップするなどの目標を立てるのが良いでしょう。

SEOツールを販売するMozはマクロとミクロによる変換を明確に区別してコンバージョンを定義しています。

マクロから見るコンバージョン:製品の販売や見積もりの取得など
ミクロから見るコンバージョン:商品をカートに追加する、またはメーリングリストにサインアップするなど

 

コンバージョン率を計算する


あなたにとってのコンバージョン率とは?を定義したので、計算してみましょう。


基本は下記の3つに当てはめれば計算が可能です。

  • コンバージョン率= コンバージョンの総数 ÷ セッションの総数 × 100
  • コンバージョン率= コンバージョンの総数 ÷ ユニークユーザーの総数 × 100
  • コンバージョン率= コンバージョンの総数 ÷ リードの総数 × 100

Tips: コンバージョン率を計算する最適な方法は、コンバージョン対象として正確に何を定義しているか、およびトラフィックの測定をどのように計画しているかによって異なります。分子は(コンバージョン率の目標によって定義された)コンバージョンを測定し、分母はトラフィックの総プール(一般にセッション数、ユニークビジター、またはリード)として定義したものが一般的です。

 

コンバージョンの計算例

一つ例を使用して、このプロセスをよりよく説明します。この例では、このようなあるブランドのTシャツを販売するEコマースウェブサイトを運営しています。

 

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ソース: Unsplash

ここでのコンバージョン目標は、ウェブサイトの訪問者に目標到達プロセスを通過させ、この上のTシャツを購入させることです。このサイトには、7月に100,000人のユニークビジターがあり、最終的に Tシャツ(コンバージョンイベント)を2000人に販売完了しました。

では、コンバージョン率はどれくらいでしょうか?

  • ビジター 100,000人
  • コンバージョン 2,000人の購入者

100,000 ÷ 2000 × 100 = 2%になったでしょうか?

コンバージョン率と収益性

基本的なコンバージョン率の計算式は簡単ですが、コンバージョン率が収益にどのように影響するかをもう少し詳しく見ていきましょう。永続的で収益性の高いビジネスを構築することは、ほとんどの事業にとって当たり前の目標です。 そして、収益性を生み出す確かな方法は何でしょうか?

コンバージョン率の向上、その意味をもう少し詳しくお話します。上のTシャツをオンラインで売る、というビジネスの例をもう一度考えてみましょう。

この例では、さらにクリック課金(PPC)キャンペーンからほとんどのトラフィックを得ています。平均CPCが¥50で、ビジネスが¥500,000を費やして100,000回の訪問を生み出している場合、収益性はいかがでしょうか?
2%のコンバージョン率で、ビジネスは¥500,000の利益を上げることができます。もし、このTシャツブランドがそのコンバージョン率を10%に上げることができるなら、それが一番下の行でどれだけの違いを生み出すかを見てください。

conversion

コンバージョン率以外のすべてを同等に保つことで、ビジネスはコンバージョン率が1%増加するごとに¥500,000の利益を生み出すことができます。もちろん、Ad Costとなる費用を平等に出すことは現実的には難しいかもしれませんが、ここがいわゆるPaid / Organicをうまく組み合わせるマーケターとしての手腕が問われるところですね。

 

クリックの価値を見出す

コンバージョン率を計算する際に考慮すべきもう1つの点は、リードの値またはクリックの値です。現在のコンバージョン率によって、見込み客または1回のクリックに費やすことができる金額が決まります。コンバージョン率を改善すると、有料広告キャンペーンにより多くのお金をかけることができます。(もちろん、ただお金をかければ良いというわけではありません。)

2%の安定したコンバージョン率でクリック単価を引き上げた場合のROIの変化を見てみましょう。今回、変化する唯一の主要な変数は平均CPCです。

この例では、広告費用、利益、ROIはすべて遅延環境変数です。
¥25のCPCで、キャンペーンは収益性があります(300%のROIでかなり収益性がある)。しかし、CPCが¥100の場合、キャンペーンはこのコンバージョン率で損益分岐点です。

キャンペーンの収益を上げる唯一の方法は、注文あたりの利益を増やす、CPCを減らす、またはコンバージョン率を上げることです。以下の例の太字の行に注意してください。

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CPCを増やすと、広告に対してより多くの費用がかかることに注意してください。 そのため、2%のコンバージョンでは¥100もかけるCPCキャンペーンは不採算になります。

しかし、コンバージョン率が10%に増加するとどうなるでしょうか? ここでも、太字の行を主にみてみてください。

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ここでは、さらに多くを支払うことができ、ROIの高いキャンペーンを維持できます。 実際、赤字になる前に最大¥5,000,000(または¥500 CPC)を費やすことができます!

期間とコンバージョン率の計算


ほとんどの企業では、一定期間内のコンバージョン率を測定して、その期間にわたるコンバージョン率の変化を測定しなければなりません。コンバージョン率は常に一定ではなく、マーケティングや外的要因により常に変化するからです。

業界の標準では、週または月単位でコンバージョン率を測定することがベストです。私たちStatusbrewは週一で測定しています。もちろんあなたの企業のビジネスステージにもよります。

 

 

結局良いコンバージョン率とは?


こちらはかなり頻繁に各業界でも討論されているテーマですね。答えとしては、業界、コンバージョン率の定義方法、およびビジネスの性質によって異なります。

が、一般的に、12%のコンバージョン率がリードジェネレーションのランディングページには良いとされています。そして、12%のコンバージョン率があることは、競合他社の約90%よりもあなたのビジネスがリードしていると思って良いでしょう。
ちなみにGoogle広告とGoogle検索によるコンバージョン率のWordstreamの資料を参考を見ると、業界全体の平均は3.75%であるとしています。

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上記であなたの今いる業界に当てはまるコンバージョン率をチェックしてみましょう。例えばECだったらオーガニック検索だったら約2,8%でディスプレイネットワーク広告では0.6%です。つまるところ、コンバージョン率を得るには非常に難しい業界であることがわかると共に、ただ単に広告を打てば顧客獲得というマーケティング戦略では勝てるわけではないと読み取れますね。

 

 

より具体的なコンバージョン率


上記では、コンバージョン率の計算は最もシンプルな形で扱いました。コンバージョン率の定義は、サイト全体のトラフィックをどれだけうまく変換しているかを示す測定値です。コンバージョンとは、「変換する」という意味であることを念頭に置いて以下を読み込んでいきましょう。

ただし、知っておく必要のあるより具体的なレートにはいくつかのタイプがあります。

・全体的なコンバージョン率
このコンバージョン率は、すべてのサイトトラフィックを調べ、1つのコンバージョン目標に対する成功の測定値を提供します。Statusbrewでのサイトのコンバージョン率は、有料サブスクリプションプランにサインアップした私たちのWebサイト訪問者の割合を調べています。

・チャネルのコンバージョン率
あなたのビジネスではトラフィックのために複数のチャネルを持っているでしょうか?複数の窓口があるほど良いです。チャネルコンバージョン率は、チャネルごとのコンバージョンの内訳を提供します。トラフィックソースに応じてパフォーマンスの違いを特定するのに役立ちます。たとえば、Google SEMやFacebook広告からのコンバージョンは各自どれだけ増えているかどうかなどです。

・ページのコンバージョン率
トップパフォーマンスを得ているコンバージョンのランディングページを特定し、そのデータを使用して、最もコンバージョンの多いページにトラフィックを再割り当てします。

・広告またはキャンペーンのコンバージョン率
デジタル広告を掲載するときは、見込み顧客が検討中か、認知度に優れているか、コンバージョンにいるかに応じて、異なるプロトコルに従うことが推奨されています。1つの広告またはキャンペーンのコンバージョン率が大幅に高い場合は、トラフィックをさらに増やすことを検討してください。

・キーワードのコンバージョン率
一部のキーワードのパフォーマンスは他のキーワードよりも優れているはずです。どのキーワードを検索して、ユーザーがあなたのページにながれてきているのでしょうか?つまりユーザーが何を求めてきているのかを特定できますよね。キーワードのコンバージョン率を比較すると、ボリュームは少ないかもしれませんがコンバージョン率が高いキーワードを特定するのに役立ちます。その場合、それらのトラフィックソースに予算を再割り当てする価値があります。

 

 

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